「仕事が忙しくて不妊治療が進まない…。皆どうやってメリハリつけているの?」
実際、私がお仕事をしていて抱いた疑問です。
仕事を優先し不妊治療を受けるまでの葛藤や、治療を受けるきっかけについて等を記事にしています。
まだ読んでいない方はこちらをどうぞ☟
今回はその後、私が決断した退職と、新たに通い出した不妊治療専門クリニックについてを記事にしたいと思います。
私には仕事と不妊治療の両立は困難と判断し退職
新たに不妊治療専門クリニックへ通い始めましたが、仕事との両立が私には上手くできませんでした( ;∀;)
まず、クリニックに電話し予約をとりますがクリニックも混んでいて初診まで約1か月待ちます。
仕事ではコロナ陽性者が増える度に業務量も膨大になり帰宅が遅くなる日々。
受診日を指定されるけど、仕事の都合で上手く受診できない。
なかなか妊娠できず卑屈になる自分に嫌気がさす日々。
…等々、色々と重なり身体に支障が出始めたので周りから見れば突然だったかもしれませんが、
私なりに今後のことを考えた結果、2022年夏に退職する決断を下しました。
もし、私のように仕事を優先し治療に専念できない・悩んでいる方がいるのだとしたらとことん悩みましょう。
それも一人で悩むのではなく、ご主人とじっくり腰を据えて話して話して話しまくってください。
私は、もう少し早く話し合っていたらな~なんて考える瞬間もありますが、
とりあえずコロナ流行中は仕事中心で家族のことを考える余裕が私には無かったので、
今、治療に向き合っているこのタイミングが、私たち夫婦のベストタイミングだと思うようにします。
今回私が仕事と不妊治療について悩み出た答えは、
仕事の代わりってたーくさんいるし、私が席をはずしていたとしてもどうにか回っていくんだな~ということです。
私がいなきゃこの仕事は成り立たない!なんていう使命感に突き動かされていましたが、そんなの必要なかったです(*’▽’)
仕事との両立は中々ハードだと思います。
もし、話せるなら上司に今置かれているあなたの苦しみを伝えてはいかがでしょう。
責任、仕事量、環境、色々と重なり合い上手く治療を優先できないかもしれませんが、理解してくれる上司が1人でも職場にいるって心強いです。
私は、それができる上司が残念ながら周りに見つけられなかったですね。
私が私の苦しみをさらけ出せなかったことも原因かもしれません。
退職して数か月間はネガティブマインドに支配されることもありましたが、
今の私には1つの職場でのキャリア等よりも優先するべきことがあると感じていて
現在は悔いなく前を向いています。
安心して受診するための私なりの不妊治療専門病院の選び方5つ
2021年にも不妊治療を受けたことがあるのですが、病院との相性があまりよくなかったり、
不妊という現実を受け入れられなかったため病院に継続して通うことができなかった経験があります。
しかし、今回は治療を通し自分の身体と向き合うと心に決め、フェードアウトなんてもってのほか!
以前のように忙しい仕事のせいにしたりしたくはありませんでした。
そこで、私が重視した病院を決める際のポイントは
- 不妊治療専門の病院
- 時間に左右されず通院できる
- 保険適応の病院
- 治療実績を確認できる
- 先生や看護師に質問しやすい
の5つです。
個々に合わせた治療方針が明確な不妊治療専門の病院
2021年に受診した際、不妊治療専門の科がある大学病院で診てもらったのですが、
個々に合わせた治療を行うのではなく、患者は皆同じ期間・同じ治療を進めていく治療方針のように感じてしまいました。
全ての検査が終わるまではタイミング法を続けるしかないかもしれませんが、
検査後、何も変化がないのに何か月もタイミング法を続けたりステップアップしたい意思を受け入れてくれないことがあると、こちらのモチベーションも下がるので
不妊の原因が判明したり、患者が「人工授精から行いたい」、「年齢的に体外受精を検討したい」という訴えをある程度聞いてくださる病院を選びたいと思いました。
ただ、病院の方針はホームページだけでは判断できない場合が多いので、受診した際に医師と相談したときに自分が納得できるかどうかだと感じました。
時間に左右されず通院できる
不妊治療で一番ネックに感じるのが「通院時間・待ち時間」ではないでしょうか。
私が最初に受診した大学病院は平日の午前中しか受付していなかったため、継続して通院したくてもフルタイムでお仕事している私には辛かったです。
他にも、受付時間が17:00前の病院もありこれじゃあ治療と仕事の両立が困難だよなぁ…と病院探しでも苦労しました。
ようやく見つけた病院は19:00まで受付を行っていて、日曜も午前中のみですが受診できます。
さらに、予約を取らずに受診できるため時間に縛られずに今のところ受診できています🌟
また、不妊専門クリニックあるあるで、待ち時間がとにかく長いのでなるべく自宅から近い病院を選びました。
平気で1時間は診察まで待ちますし、患者が多い時には1時間半外出してくださいと声を掛けられることもあります。
なので、待ち時間は2時間~2時間半は当たり前です。もしかしたら夕方はもっと混雑しているのかもしれません。
病院側が言うに、今年から不妊治療が保険適用になったことも患者が増えた理由のようです。
待ち時間の合間に自宅へ戻れる距離なので、夕飯の支度や家事ができるだけでありがたいです。
もっと不妊治療できる病院が増えれば通いやすいのに、なんて考えちゃいます(._.)
保険適応の病院
不妊治療に踏み切れなかった1つの理由として、私たち夫婦には金銭面が影響していました。
治療すれば生活が滞るまではいかないにしても
保険適応前に通院した際、毎回の通院に4~6万円を支払うことに対しストレスを抱えてしまいました。
2022年4月から人工授精・体外受精が保険適応に切り替わった後に大学病院を再受診した際、
病院から「うちでは人工授精と体外受精以外の費用は全額自己負担です」と話がありました。
私「え~!治療費全てが保険適応だと思ってたー!」と心の中でつぶやいたのですが、先生は私の表情の変化を見逃さなかったんでしょうね。
先生は「病院によっては(人工授精・体外受精以外の治療を)保険適応しているから探してみたら」と教えてくれたので、
病院を探す1つのポイントとしました。
保険適応かどうかはホームページに掲載されているので見てみてくださいね。
治療実績が確認できる
通う病院でどのような治療ができるのか、気になるポイントですよね。
治療実績の数をホームページに載せている病院は少ないかもしれませんが、
ホームページには病院の方針や治療方法、先生の職歴等も記載されているので、
私はホームページに穴が開くほど確認しちゃいます。
そして、私は初診の前にクリニックに足を運びました。
さすがにロビーには入らなかったですが、職場からの距離や時間、病院の雰囲気、混み具合等を感じたかったです。
先生や看護師に質問しやすい
先生や看護師に質問しやすいかどうかは、受診してみなけでばわからない部分ですよね。
私は通える範囲の病院の口コミを細かくチェックしたのですが、どの病院の低評価が1つや2つではないことに驚きました。
先生や受付のの態度が悪い、質問しにくい、方針が合わないなど色々と書かれています。
不妊治療は自分で考えているよりも長期間に及ぶことが多いようです。
妊娠までの期間は長くかかる人で4、5年です。普通の病気もそうですが、この期間ずっとストレスを受け続けていることになります。特に働いている患者さんは、仕事の合間に通院するので、スケジュールの調整など大きなストレスを抱えています。
不妊治療の基本的知識/不妊治療にかかる総費用と期間より引用
上記は2017年の記事です。
その当時で妊娠するまで長くて4,5年ということは、もしかしたら現在の治療期間はもっと長くなっているのかもしれませんよね(ノД`)・゜・。
治療期間が長期化するほど不安や不満が溜まりやすく、その心の叫びがコメントに現れているように見えます。
そして、その病院に通い妊娠できれば★5つとして評価されています。
ただ、このコメントを全て鵜吞みにするのは危険と感じました。
私が通っているクリニックの口コミにも低評価が並びズタボロなのですが、
私にはこの病院は通いやすく、先生や病院の雰囲気も悪くなくそこそこといった感じです。
自分自身が納得できない病院に通うことでストレスが溜まるなら、転院した方が絶対に良いと思いますが、
受診してもいないのに口コミから病院全体の雰囲気を作り上げると、ちょっともったいないので気を付けてくださいね(*’▽’)
受診を継続したからこそ判明した不妊原因はこちら☟