不妊治療

保険適応後のデメリット?不妊治療で中々ステップアップできないことが判明|5周期目の人工授精結果

「不妊治療が保険適応になってデメリットなんてあるの?」

私はデメリットなんてないでしょと思っていたのですが、その闇の部分が明らかに。

今回は、5回目の人工授精の結果と、保険が適応しているからこそ自分の意思で中々ステップアップできない現状をお届けします。

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5周期目の人工授精の結果はいかに…!

生理開始後11日目に受診

今回もクロミッド錠を生理後5日目から5日間内服しての挑戦となりました。

前回は人工授精が中止となりましたが、初めて服薬する薬だったしこともあるんだなぁと感じるだけで割と前向きでした。

今回はというと、生理開始11日目に受診し超音波で卵胞の状態を確認しました。

すると、「卵胞が複数できてるけど、成長次第で人工授精ができるかもしれないのでまた3日後に診せてください」と医師から言われました。

この時点で私「また複数できたの~~~」状態です( ;∀;)

が、医師の言葉にも励まされ3日後の受診を待つしかできませんでした。

生理開始後14日後に受診

結果は卵胞が左右に2つずつできているのでまたもや人工授精中止でした…(ノД`)・゜・。

うわー!泣きたい!!

かなしみー!!

今回は4つとも20mmほどに成長しているようで、

「このまま受精すれば4つ子でリスクが高い」とのこと…。

「4つ子がリスク高いなんてわかっとるわい!こっちは仕事で子どもたちの発育発達を見てきて色々と考えさせられとるんじゃい!」

と先生に八つ当たりしたい気持ちを抑え、椅子に座り説明を聞いていました。

というか、前回もたくさん卵胞が作られたから、クロミッド錠を少なくしようとか手立てはないんでしょうか…?

生命を宿すための大切な服薬なので自己判断で薬の量やタイミングをずらすことは絶対にしたくないので、

言われるがままに内服していますが、今回も人工授精ができないと聞いてとっても悲しくて報われないなぁ…と感じちゃうんですよ(._.)

医師から次回の治療方針の助言を受ける

医師から次回の治療として

  • セキソビット錠に戻して人工授精をする
  • クロミッド錠を再度試し人工授精をする
  • 誘発剤を注射に変えて人工授精をする

という3つの選択肢があるとのことでした。

私としては上記2つは振るわない結果をもう経験しているので、服薬を選ぶという選択はなく、注射一択でした。

ただ、この注射はクロミッド錠より誘発しやすいため人によっては卵胞がもっと多くなる可能性があるが、

人によっては卵胞が少なくなる可能性もあるようです。

つまり、人によって効力は異なるのでやってみなけでば分からないんですね…(;^ω^)

次回も今回同様の結果になってしまわないかとても不安な気持ちを抱えクリニックを後にしました。

保険適応内の不妊治療の落とし穴 体外受精にステップアップできない意外な理由

人工授精すらできない状況に落ち込む

自宅に帰り主人:まめ太郎に今回も治療は中止であることを伝えました。

と、ここで私の中に疑問が生まれます。

次回も同じような結果になる可能性が高いなら体外受精にステップアップすればよいのでは…?

ただ、医師からの治療方針の提案時に体外受精というキーワードは出てきませんでしたし、

何よりも自分から医師に体外受精は次回できるのか?と質問できなかった私自身に落ち込むし、腹が立ちます!

Twitterやブログ上では4・5回目から体外受精に踏み切る方も少なくありません。

色々と調べているうちに、気持ちがかなり落ち込んでいくのがわかりました。

(4)不妊治療で生じる悩み

不妊をめぐる悩みは個人の人生に関わる問題であることから、治療内容や方向性について常に選択と決断に思い悩むことになる。不妊治療を続ける方の中には、身体面や精神面、経済面の負担感とともに、妊娠・出産に到らない辛さ、夫婦(パートナー)間の関係性の変化、生活と治療の調整、治療の休息や終結の決断など、様々な悩みが生じていくことがある。また、通院先の医療機関に対しては、結果が伴わない治療内容や医療者とのコミュニケーションに不安とストレスを感じ、医療機関の窓口へ悩みを相談することが困難な場合もある。

不妊のこと、1 人で悩まないで「不妊専門相談センター」の相談対応を中心とした取組に関する調査 厚生労働省 政策統括官付政策評価官室アフターサービス推進室

上記にある通り、不妊治療を行っていると必ずと言っていいほど不安が押し寄せますよね。

誰も悪くないと分かっていながらも、結果が出ない現実を直視できないから不安やイライラに変わるのかなぁなんて思っています。

次回体外受精可能か確認するが今の状態では保険適応にならないとの答えだった

まめ太郎と話し合いの結果、病院に電話し次回体外受精ができるか確認することになりました。

Twitterやネット検索したとしても私の治療方針は書いていないので、そんなに落ち込んで時間を無駄にするなら直接病院に電話して聞いた方がよい!

と、まめ太郎が背中を押してくれました。

そう決まったら、善は急げ!

診療時間が終了してしまうので、その前に病院へ電話していました。

今回電話した際には看護師が答えてくれました。

本来は受診したときに医師に質問できればよいのですが、ありがたいです(人”▽`)

次回、体外受精はできますか?

という問いに対し、看護師からは

「できるけど、全額自己負担になってしまいます。

今は、薬を変えて人工授精で妊娠可能か不可能か診ている状態で、この過程を踏まないで体外受精にステップアップすると保険適応外になりますよ。」

とのことでしたΣ(゚д゚lll)

ぜ、全額自己負担!?それは、体外受精に20~30万円掛かるということですよね…?

フルタイムを辞めた今の私たち夫婦にはそこまでの経済的余裕はありませんよ~~😿

OH NOOOO!

ということで、次回は医師の指示通り注射での誘発剤+人工授精を希望しました。

保険適応となり、経済面でのメリットは増えたのかなと思っていましたが、きちんと段階を踏まなければステップアップできないんですね。

もしかしたら、私が通うクリニックの方針だけなのかもしれませんが、

タイムリミットを感じている女性の中にはこれこそストレス要因になるように思えます。

今後、患者側のステップアップしたいという意思を尊重し、そのタイミングで保険治療できるよう制度が変わればいいなぁと切実に感じました。

まだまだ子どもを授かるには時間がかかりそうですが、次回は治療ができるように願います。

みなさんも考えすぎはダメですからね~🌟