体外受精2度目にして妊娠判定をいただいた4日後から、何やら体調が悪い…。
喜びも束の間、私にもつわりという試練がやってきました。
まさかこれほど長丁場になると思っていなかったつわり…。
そんなしんどいつわり真っただ中で、何度も何度もブログやYouTubeで先輩ママさんのつわりの状況を検索しまくっていました。
「他の方はどんな症状が出ているんだろう」
「私だけがこんな症状に苦しめられているの?」
「一体いつこの症状は終わるんだ!全く終わりが見えないんだが…!」
と、藁にも縋る思い出読み漁っていました。
今回は、私が体験したつわりの内容を記憶とメモを辿りつつ、赤裸々に振り返りたいと思います!
⚠️汚い表現があります(;^ω^)
妊娠5週から7週のつわり症状について 貧血と味覚の変化/職場へ報告
貧血について
妊娠5週に入ったころから、朝目覚めたときにクラッとめまい症状が現れました。
でも、これが妊娠からくる症状だと思っていなかったし、当初は午後になれば症状は治まっていました。
そのため、あまり気にしないように生活していたのですがめまいが出現し3日後の夕方頃、多めの出血がありました。
トイレに溜まる水が真っ赤に染まり、ポタポタと出血するくらいの量だったので、
正直焦りましたし、嫌な想像もしてしまいました。
ただ、腹痛はそこまでなかったのですが、念のため翌日受診しようと決めました。
そして、症状としては出血した日の朝から重い貧血症状に襲われ始めました。
私の場合の貧血症状は、下痢、立ち上がるとめまいが始まり血の気が引き顔面蒼白、冷や汗、過呼吸が始まり、意識が吹っ飛びそうになります。
こうなると目も開けられず、座っていられなくなるためすぐに横になり、血が巡るのを待つしかない状態です😓
これらの症状が一週間程続きました。
最悪なことに、朝は「お腹下す…。はよトイレへ…。」状態から始まるので、すぐさまトイレに駆け込まないと漏れてしまうというタイムリミット付きなモーニングルーティーンを送っていました。
妊娠したことを職場へ報告
ネットを見ていると、職場への報告はほとんどの方がはやくても妊娠9週前後にしているのかなという印象です。
私は職場に不妊治療をしていることを伝えているということもありましたが、
この貧血状態では交通機関を使い職場に辿り着けないと判断。
事実、出血した翌日の朝も重い貧血症状があり座って朝食がとれず、長時間立ち続けることも難しいと判断。
たまたま休みだった主人に送迎してもらい、なんとか職場へ。
職場の上司に妊娠した旨と私の状態(出血や貧血)について伝えました。
そこまで具体的に伝えなくても…という意見もあるかもしれませんが、つわり症状って人それぞれ異なりますし、
たとえ妊娠・出産を経験した職場の先輩方でも症状が治まれば忘れてしまうことが殆どです。
なので、相手に理解してもらう上でも私は早めに報告しました。
そうしたらですね、上司に「早く帰って病院行って診てもらいなさーい!」と言われ、その日の内に受診することができました。
結果、異常はないと医師から言われ、赤ちゃんは元気☀ホッとしました。
味覚の変化 好きだったものが食べられない
その後も貧血状態は継続し、味覚の変化も現れました。
特に味が薄い和食やクリーム系のスイーツ、お菓子、こってりしたお肉等は見るのも嫌になりました。
気分転換にテレビを付けても、食リポや目にしたくない下記の食べ物特集が組まれていることもあり、
すぐにテレビを消すことも多かったなぁ(;^ω^)
- お茶、水を飲みたくない
- 野菜は食べたくない
- お菓子は食べたくない
- 脂っこいものは食べたくない(揚げ物NG)
- お魚の匂いを嗅ぎたくない
- 肉を食べたくない
- 大皿に乗った大量の食べ物を見たくない
- 味噌汁は飲みたくない
- 料理番組や食リポ番組を見たくない
- 香辛料が効いたもの(カレーやキムチ類)
妊娠前はあんなに好きだったのに食べられなくなってしまったというものが多く、
食事が楽しくない時間となってしまいました。
気持ち悪くならないために食べている感覚に近いです😿
次に、食べられたものの紹介です☟
- 酸味があるもの(主にトマト、酢飯:お稲荷さんは食べやすい)
- 小さく握ったおにぎり(妊娠5週頃まで)
- カリカリ梅や柴漬け、きゅうりの漬物(妊娠5週~6週)
- 牛乳、後にコーヒー牛乳
- ヨーグルト(YUDAが美味しい)全週数で可
- 果物(みかん、バナナ、いちご、キウイ、リンゴ)全週数で可
- 目玉焼き(with醤油たっぷり)
- パン(タカギベーカリーのレーズンとクルミが入りが食べやすかった)全週数で可
- ポタージュスープ(クノールカップスープに助けられたぁ)
食べたいものがないし、食べられるものが限られているのに数日間同じ食事が続くと飽きるって、どんなわがままなんだいって自分で突っ込んでました。
一回の食事量は減るし、「ふぅ~、ふぅ~」と息を漏らさないと食べられないことも…。
冬の時期だったため本当は温かいものが食べたいのに、においで気持ち悪くなったり料理する余裕がなく冷や飯を食べることもありました。
そして、私の両親にサプライズ報告したかったのに、自分ではご飯をつくれない状態になってしまったので、母にHELPを要請💦
ほぼ毎日食事を持ってきてくれたり、家事をしてくれて本当に助かりました( ;∀;)ありがとう
妊娠8週はよだれづわりから始まり、嗅覚過敏(においづわり)による嘔吐出現
妊娠8週となり味覚の変化は継続しつつ、まずは唾液が尋常ではないくらい出てきてしまいました。
唾液の質はサラサラしたものではなく、ドロッとネバッとしたものなので気持ち悪くて飲み込むことができず…。
粘着性がある唾液のためか、細かな泡が口の中でたくさんつくられる始末.。o○
頑張って飲み込んでもゲップとなり戻ってきてしまうため、香辛料が効いたカレーを食べた後は地獄なので注意です。
唾液の量はなぜか夕方や夜になればなるほど増えていき、寝る前が一番辛かったです。
溺れそうになるため、入眠まで2時間かかることもありました。
唾液を飲み込めないため、フェイスタオルを常に持っていてピーク時は一日3枚はタオルを変えていたと思います(;’∀’)
妊娠前の100倍、嗅覚が過敏になっているんじゃないかと思うくらい、色々なものの臭いがする!
それも「良い香り~🌸」ではなく「くっさ!!!なにこれくっさー🤢」の方。
主に何がダメになったかというと☟
- 食品が混ざり合ったにおい
- 食器洗剤のにおい
- 香料付きのトイレットペーパーのにおい
- 防虫剤のにおい
- シャンプー、トリートメントのにおい
- 自分自身の髪の毛のにおい
- 洗面所から上がってくる下水のにおい
- 食品が混ざり合ったにおいについて
台所で主人が何か作ってくれるのは大変ありがたかったのですが、食材が混ざり合うにおいで気持ち悪くなる始末…。
リビングに滞在できず別室に逃げることもしばしば。
特に大変だったのは、冷蔵庫内のにおいです。これが地味に辛い!
残したものを冷蔵庫にしまいたいのに、冷蔵庫を開け中の空気を吸ってしまうと吐き気がするので、必ず息を止めて、換気扇を回しながら開閉する日々。
それでもにおいを嗅いでしまうため、食欲も低下しました。
- 食器洗剤、トイレットペーパーのにおいについて
こちらのにおいにもかなり悩まされました。
これらのにおいを嗅ぐと、数時間めちゃくちゃ調子が悪くなってしまい会話することもできず、最悪の場合は嘔吐の繰り返しとなってしまいました。
私のつわり時期は、香料付きのものに過敏に反応する傾向が見られたため無香料のものに切り替えることで、
若干体調不良は抑えることができたと思います。
無香料のトイレットペーパーは、nepiaと、エリエール シャワートイレのためにつくった吸水力が2倍のトイレットペーパーに変更。
食器洗剤は、シャボン玉石けんと、MIYOSHI無添加食器洗いせっけんに変更。
無添加、無香料にしたことで、嗅覚を刺激される頻度を減らすことができました。
- 自分自身の髪の毛のにおいとシャンプー、トリートメントについて
私のにおいづわりは午前中よりも午後、午後よりも夕方、夕方よりも夜と嗅覚が過敏になり、
午後3:30を過ぎると冗談抜きで本当に何も手につかない、ひたすら時間が過ぎるのを待つ時間となりました。
この何もできない時間がかなりきつかった…。
それでも最初は夕方に入浴していたのですが、浴室で吐く、脱衣所の下水の臭いにも敏感になり吐くということが頻繁に起こりました。
そのため、途中からは午後3時台に入浴を試してみたのですが、嘔吐連発💦
じゃあ、もう午前中に入ってしまえ!ということで、10週頃からは朝シャン状態が続きました。
それでも、夕方になると嘔吐しちゃうんですけどね(;^ω^)
でも、シャンプー等の余計な香りを夕方の調子が悪いときに嗅がなくなったので、気持ち的には少し楽になりました。
あと、気持ち悪くなるからと言って、髪の毛を洗わない日もあったんです。
しかし!そうすると、自分の髪の毛や頭皮の臭いが気になり、今度は眠れなくなるし気持ち悪くなってしまったので、
水洗いでもよいので必ず洗う他ありませんでした。
この、嗅覚過敏には本当~~~に長い間苦しめられました(;O;)
つわり中の自宅での過ごし方
つわり中は、思ったように身体が動かず、ほとんどの時間をベッド上で過ごしていました。
動くと気持ち悪いんですよね。あと、身体が鉛のように重い…。
眠って意識を飛ばし、時間が過ぎるのを待つような感覚です。
体調が落ち着いているときは、数日に一度掃除機をかけることができたり、横になりながらテレビやYouTube、アマプラを見て過ごせるのですが、画面が揺れていると酔ってしまいます。
特にハンディーカメラで撮影した動画は画面がブレていることが多いので見ることができませんでした。
つわりのピーク時に私がよく見ていた動画が
【ヒロシのぼっちキャンプ⛺】
雑音が入らず、テロップもないため集中せずにボーっと見れます。
緑が生い茂るキャンプ場や、川のせせらぎ、ヒロシが焚く火がユラユラ🔥しているところを何も考えず見ている時間が本当に癒しでした。
本当に助けられた(;O;)
つわりを振り返り 母性健康管理指導事項連絡カードを職場に提出
この記事を書いている時点で妊娠13週に突入しました。
つわり症状はというと、まだにおいには敏感だし、脂っこいお肉や、焼き魚、香辛料が効いたものは食べたい気持ちにはなれません。
夕方からの体調不良もピークアウトしましたが、残っています。
ただ、においに対して敏感ではありますが、過敏ではなくなったかなという感じです。
そして、なんと12週4日から吐いていません✨✨(気持ち悪いけど踏ん張ることができるようになった!)
つわりのピーク時は家事さえできず、母に洗濯を畳んでもらったり掃除機をかけてもらったりと、何もできずひたすら横になり寝ている時間が多かったです。
今、妊娠13週に入り、なんと味噌汁やちょっとした野菜炒めをつくることができるようになりました(´;ω;`)
「何もできなくなってしまった…。」と自分自身を追い詰める気持ちにが大きくなってしまうこともありました。
実は、お仕事にも行ける状態ではなかったため、医師に母性健康管理指導事項連絡カードを何度か書いてもらい、休みを延長し約2か月休職しました。
連絡カードは診断書と同じように保険適応外のため数千円の自己負担がかかりますが、医師に書いてもらうことで安心できました。
病院の看護師曰く、水分を500㎖/日飲めなければ、点滴か入院となるようですが、私は水分摂取できる時間帯があったので、自宅療養していました。
休職中も、あの業務どうなっているかな…とか、迷惑かけているな…とか申し訳なさでいっぱいになりました。
ただ、振り返ってみるとこのつらいつわり症状を抱えて職場へ出勤し、8時間の業務ができたか!?と自分に問うと、
「いや、無理だった!だって耐えることしかできなかったんだもん!食べる、寝る、清潔を保つことさえままならなかったんだから!
無理して母体と頑張って育つ赤ちゃんに何かあったらどうするんだい!会社は責任とってくれないよ。
人に頼るってのも、大切なんだよ」
ってことを、このつわりの時期に赤ちゃんは教えてくれたのかなぁと思ってます。
仕事はね、復帰してからやればいいじゃない🌈と、自分に言い聞かせています。
つわりは想像以上に辛かった。これが私の本音かもしれません。
妊娠初期の皆さん、無理は禁物🙅周りに甘えていきましょう🌟