つわりで2か月間仕事を休み、復帰後は自分なりに頑張って仕事と向き合ってきた数か月。
ようやく会議資料が整い始め、後は微調整と本番を迎えるだけだと思っていた矢先、体調が優れない日が続きました。
自分の身体のことなのに、何が起きているんだろう…。赤ちゃんは大丈夫なのかな…。
そんな不安が頭をよぎりました。
今回は、私が妊娠糖尿病と診断されるまでの経過について書いてきます。
妊娠25週、お腹が張り避けそうなくらい痛くてまともに歩けない…!切迫早産?
会議を数日後に控えた妊娠25週。
この日の午後は別な会議があったため職場から会議場所まで1時間ほど移動する必要がありました。
そして、その会議では立ったまま話す場面もあり、室内も蒸し暑く身体的には少々疲労がたまってしまったのかもしれません。
会議後は公共交通機関を使い帰宅しましたが、駅まで20~30分歩きました(妊婦って歩くの遅くなるんですよね💦)。
その歩いているときに、「あれ、いつもよりお腹が張ってるな」と、少し違和感がありました。
帰宅後も、お腹の張りは続き夕食の準備もままならない状態だったと記憶しています。
すぐにお風呂に入り、横になり様子を見ていましたが、苦しい…という状態が続きました。
そして翌日、いつものように起床しますが朝食をつくるためにキッチンに立っているときからお腹が張り、「いてててて…」という状態。
「おかしい…。何かがおかしい…。」と思いますが、本番を控えた会議の資料を作成しようと考えていたため、とにかく職場へたどり着かなければと力を振り絞りました。
公共交通機関を使い職場に向かうので座れれば多少楽なのですが、駅から職場までの道のりが本当に長く感じました。
少し歩いただけでお腹がきゅーーーーーーーっと張り、締め付けられるため呼吸も苦しくなります。
なので、職場に到着するまで何度か立ち止まり呼吸を整え、カチカチに張ったお腹をさすり柔らかくなるのを待ちます。
が、お腹はほとんど柔らかくなってくれませんでした(;’∀’)
本当にゆっっっくりと、そろそろとしか歩けず、辛かった💦
その日は、デスクワーク中心だったため午前中の殆どを座ったまま過ごしましたが、時間が経つにつれて座っていてもお腹が張っていくのがわかりました。
私はお腹が張ると膀胱に尿が溜まってもいないのにトイレに行きたくなるのですが、その日は最低1時間に1回はトイレに行くような状態でした。
が、お腹が張っているためトイレまでの道のりも長く感じました。
お昼休憩前、『これは午後、持たないな…』と感じたので、昼食はスープだけ飲み、できる限り資料を整え午後は帰宅しました。
お腹が張っていたので、帰宅時に歩くのも一苦労でした(;’∀’)
帰宅後は、少し食事をとってあとは横になりお腹の様子を見ていましたが、横になってもお腹が張っていてとても苦しい状態が続き、
夜になっても体調は変わらないため、会議資料は万全ではありませんが翌日は仕事を休み会議に向けて体調を整えました。
そして翌週、なんとか職場に辿り着き、資料をまとめ、本番の会議を終わらせました。
会議場所に向かうために車に乗ったのですが、車の揺れがお腹に響き、とっても苦しかったし、階段の上り下りも今思えば辛かったですね…。
『よくここまで耐え抜いて頑張った!お疲れさま!!』とその時の私自身に声を掛けてあげたいです(;O;)
妊娠26週、お腹の張りは羊水過多と子宮筋腫が原因!自宅安静の指示が出る
会議の週に妊娠26週の妊婦健診が入っていたため、受診へ。
会議が終わり気持ちは軽やかになっていましたが、まだお腹の張りは続いていました。
もしかしたら会議等のプレッシャーでお腹が張っていただけで、会議が終わったら治るかな?なんて思っていましたが、
クリニックに向かう道中でもお腹の張りは治まってくれず…。
6~8m歩くとお腹が張るので、立ち止まりお腹をさすりまた歩き始めるの繰り返し。
張りと共に腹部に痛みが出るので、顔も歪みます。
なんとか歩いてクリニックに到着し、助産師さんとの問診へ。
最近のお腹の張りについて細かく説明しました。
その後、医師にエコーでお腹を見てもらいましたが、その時に
「何でお腹痛いのに歩いて受診したの?」と、怒られてしまった…。
そして、エコーで分かったことは、羊水量が基準値内ではあるが多めであり、子宮筋腫もあるのでお腹が張りやすいってことでした。
そうなんです、実は私、5㎝程の子宮筋腫を抱えているんです。まさかこの筋腫がこんなところで影響するなんて思ってもみなかった。
以前から子宮頸がん検診を受ける度に子宮筋腫の状態も診てもらっていましたが、年々筋腫は成長していて、医師には妊娠を希望しているなら早めに妊娠・出産した方がいいよ~と言われ続けていたんです。
羊水量が多い原因は赤ちゃんが羊水を飲めないという原因もあるけど、エコーで見る限り赤ちゃん側の問題ではなさそう。
もう一つの原因として、妊娠糖尿病によって羊水が増えることもあるらしいので、2週間後にブドウ糖負荷試験を受けることになりました。
医師は「念のための検査ね。」と軽く検査について話していたため、私自身も検査するんだなくらいに思うくらいでした。
そして、診察後に通勤時間の短縮のため連絡カードを書いてもらおうと医師に伝えると
「自宅安静してください!いつ破水してもおかしくない状態!!」
と不意に言われてしまい、一瞬理解できずポカーンとしちゃいました( ゚д゚)
その後、ブドウ糖負荷試験の内容を助産師さんから説明されたときに、自宅安静のことも伺うと、
自宅安静の期間は1か月と連絡カードに書かれていることが判明💦
長くても2週間程度かなと思っていたため、動揺していると助産師さんから
「赤ちゃんを守れるのはママだけだし、このお腹の張りは赤ちゃんからの何らかのサインだよ。」というお言葉が👼
私には、仕事で人に迷惑をかける・人の時間を奪うくらいなら、少し無理してでもやるべきことは最後までやる!ということが染みついているんです。
なので、中途半端に仕事を置いてきてしまったまま一か月も休むなんて、職場に大迷惑をかけてしまう😱どうしよう🤯‼と、かなり焦りました。
が、診断が下ったし、お腹の張り方も26週にしては異常だと私自身気が付いていたので、1か月安静に自宅で過ごそうと腹をくくり、職場へ電話しました。
上司Bに説明すると、「テレワークしてもいいんじゃない?」と話が出ましたが、一先ず医師には自宅安静と言われているし、2週間後のブドウ糖負荷試験までは自宅で安静にする意志を伝えました。
ブドウ糖負荷試験にて妊娠糖尿病と診断が下り転院することに
ブドウ糖負荷試験までの2週間は、ほとんどの時間を自宅で過ごしました。
医師にも自宅安静期間は無理して家事はせずゆったり過ごして!と言われていたため最低限の家事をして、あとはお腹が張って苦しいので横になる時間が多かったですね。
職場から引き継ぎ書を作成してと言われたため、頑張って作りましたが、本来だったら職場でじっくり作りたかったなぁ。そんな時間さえ仕事中はなかった…🌨
おかずを買うために近くのスーパーに行きましたが、数メートル歩くだけでお腹が痛くなるので、腰の曲がったおばぁ状態でカートを押していました(;・∀・)
そして、ブドウ糖負荷試験を行う日。
私は75gブドウ糖負荷試験を受けるので、朝8時45分までにクリニックに入り、
空腹時、ブドウ糖を飲んだ1時間後、2時間後の合計3回の採血を受けました。
上記の数値以下であれば妊娠糖尿病ではないようですが、果たして私の数値はどうなのでしょうか。
ブドウ糖は甘い炭酸水みたいでした。朝食を食べてはいけなかったので、私は飲みにくさなどは感じず、ただただ美味しい~!と飲んじゃいました(笑)
検査は半日かかりましたが、その日に結果は出ず。
帰りに「2週間後の妊婦健診の時に結果を説明しますね~」と軽く言われただけだったので、何も心配することなく帰宅しました。
ブドウ糖負荷試験の2日後、クリニックから電話が入り…
ブドウ糖負荷試験を受けた2日後、昼食を食べ終わりのんびり横になっているとクリニックから電話が…。
助産師さんから「ブドウ糖負荷試験の結果が出ました。今日か明日、早めに受診してください」という内容でした。
私「えっと…。妊娠糖尿病なんですか?」と混乱する頭で考えながら伝えると、電話では伝えられないが察してもらえたら・・・という回答だったと思います。
最初は動揺し、明日受診すると伝えましたが、どうしても気になって目も頭も冴えてしまい明日まで待てない状態となってしまったので、
再度クリニックに電話し、電話をもらった当日に受診しました。
クリニックに到着するまで、妊娠糖尿病についてネットで調べまくっていたのと、
ブドウ糖負荷試験の際、助産師さんに「妊娠糖尿病と診断されたら、このクリニックでは出産できない」と言われたことが気に掛かりとても落ち込み、足取りは重かったです。
主人:まめ太郎にクリニックから呼び出しの連絡が入ったことを報告していましたが、全く気持ちが落ち着きませんでした😢
そして、クリニックの受付に着き、受付から見える自分のファイルには『紹介状』の文字が…。
この時点で、私自身が妊娠糖尿病であること、転院しなければならないことが分かってしまいましたがすぐには受け入れられず…。
順番が来るのを待合室で待っていましたがとてもソワソワしました。
20~30分後、医師から呼び出しが。
ブドウ糖負荷試験の結果、一時間後の血糖値が高く(数値は不明)妊娠糖尿病と診断され、羊水量も基準値内ではありますが多めのため、医師から転院をすすめられてしまいました😿
医師からは転院先として2か所の病院を勧められましたが、病院情報をその場で調べる時間なんてなく、
提示された病院について全く分からなかったため通いやすそうなA病院を選び、病院同士で連絡を取り合って転院となりました。
正直、転院先を決めるための時間を少し設けてほしかったな。
診察室で医師と話す数分の内に転院先を決めなければならず、最終決断は自分自身でA病院と下しましたが、この決断をしてよかったのかA病院を受診する日まで悩むことになります。
このクリニックを選んだ当初の理由は、和痛分娩と立ち合い出産ができて、個室入院ができるからでした。
でも、出産予定日近くは大型連休があり、和痛分娩を希望する妊婦さんも多く、既に枠が埋まっている状況のため和痛を断念せざるを得ない状態でした。
気持ちを切り替えて、自然分娩でもまめ太郎に立ち会ってもらえたら、夫婦で出産を乗り越えられる…!と、このクリニックで出産する楽しみを見つけ出していたのに、
大きな病院に転院のため感染防止のため立ち合い出産が中止されている可能性があり、出産のワクワクよりも一気に不安が押し寄せてきました。
↑病院のホームページには立ち合い出産を中断していると書かれてあり、絶望…。
妊娠糖尿病と転院、転院先では立ち合い出産ができないかもしれないという現実を受け入れられずお会計前からまめ太郎に連絡を入れました。
たまたま午後休をとっていたまめ太郎がクリニック近くまで来てくれて、話を聞いてくれましたが「転院かぁ。残念だねぇ。」という言葉に我慢していた涙が溢れました。
バス停で一人大泣きする妻と、話を聞いてくれる夫。
今考えるとかなりシュールですが、たくさん諦めなきゃいけないことがあって妊娠・出産に対し希望が持てない時間でした。
転院先の受診は2週間後。
どんな病院なんだろうと不安でいっぱいになりますが、転院先の妊婦健診や妊娠糖尿病の受診経過は次のブログで書こうと思います。
長くなってしまいましたが、読んでくださいありがとうございました🌟