「看護専門学校と短大の違いが知りたいんだけど、中々違いが見えてこないなぁ」
と、現役高校生や社会人の方々、悩まれていませんか?
今回は前回の大学編に引き続き、看護専門学校と短期大学の違いについて記事にしていきます。
大学の特徴は下記をどうぞ☟
そしてこの記事は、
- 短期大学と専門学校の特徴を知りたい
- 大学は社会人入試を実施しているけど、短大と専門学校はどうなの?
- 大学よりも学費は安く抑えられる?
などという疑問にお答えします。
ただ、私自身、看護の短大・専門学校を卒業したわけではないので、大学よりも切り込んでお伝え出来ない部分が多いので悪しからず_(._.)_
看護短期大学3年の特徴
看護短期大学の母数が少ない
まずは、看護短期大学から見ていきましょう。
私が調べた2022年上旬で、短大は全国に10校ほどしか見つけられませんでした。
下記の表で見ると、短大の少なさが明らかですね。
看護系大学の現状と課題~助産師教育の動向も含めて~ 1.看護系大学に係る基礎データ 文部科学省より引用
文部科学省が作成した看護師学校・養成所の養請課程数の推移でもわかるように、
明らかに短大の数は平成14年度の58校から令和2年度の15校と減少傾向です。
その理由は、四年制大学に看護学科を設置する傾向が増えてきているからだと思います。
また、公立短大で社会人入試をしている学校が少ないため、金銭面からして私の中で受験する予定はありませんでした( ;∀;)
生活圏内に短大があるとも限らないため、学校に通うために引っ越す必要が出てくるかもしれませんね。
新しい土地を知ることができるきっかけになるメリットです♪
専門分野だけではなく、一般教養も学ぶことができる
「短期大学は、深く専門の学芸を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成することを目的とする。」(第69条の2)
2 大学・短期大学における看護学教育について(3)大学設置基準等の大網化‐文部科学省より引用
文部科学省がいうように、短大は専門分野を深く探求していくことが目的となっていますが、それとともに一般教養もカリキュラムに入っているようです。
一般教養は概ね1~2年次に取得するようです。
大学では一般教養は必修のものもありますが、単位取得のため自分たちで選択する教科がたくさんありました。
短大の一般教養をホームページで確認すると、10~15科目が書かれているため、もしかしたらほぼ全て必修なのかもしれません。
一般教養は色々な場面で役に立つことが今後出てくる可能性があるので、楽しく学びたいですね。
社会人入試を実施している短期大学がややある
今現在の短大の母数が定かではありませんが、文部科学省の看護師学校・養成所の養請課程数の推移」だと、
令和2年度の短大数は15校と示されています。
私が調べた中では徐々に短大閉鎖し大学の看護学科として設置されている傾向のため、
社会人入試を実施する短大の数が減少しているように感じました。
それも、募集人数若干名という大学が多い中、短大では10名募集している短大もあります。
募集人数が多いと、やる気も出ますし挑戦してみよう!やる気も出てきますよね。
社会人入試を実施する大学・短大を表にまとめました☟
短大によっては管理された寮やアパートに入ることができる
もしも、今住んでいる場所から通えない場所にある短大に合格しても寮やアパートに入れれば安心ですよね。
例えば、仙台青葉学院短期大学の寮は、寮長が常駐しオートロック付き、2食付きで年約90万円ほどです。
看護学生の間は思いのほか授業や実習が辛い時期が続く場合もあるため、友人と寮で生活し支え合えることはとてもメリットだと思います。
課題や技術練習の復讐等も帰宅後一緒にできそうですしね🌟
自分で食事を作る手間がはぶけ勉強に専念しつつ、栄養バランス満点のご飯が食べられることは重要ポイントです。
もし、短大を受けようとしている方がいらっしゃれば、一度一人暮らしをするか寮やアパートに入るか検討したり、オープンキャンパスで聞いてもよいですね。
看護専門学校3年の特徴
看護の専門知識を3年間という短期間で習得できる
・大学教育と比較した場合の専門学校の教育の特徴は、実践的な職業教育が行われている点です。各専門学校では、社会・産業のニーズの変化に速やかに対応し、多様な教育を展開しています。
・学習内容の特徴として、各分野の理論に加えて、企業等と連携した授業や実習・演習など、実践力を身に付けるための学びが充実していることが挙げられます。
専門学校とはー文部科学省より引用
上記は看護以外の専門学校も含めた専門学校の特徴を文部科学省が述べていますが、私の専門学校のイメージは即戦力!です。
専門学校は、カリキュラムの3分の1を実習が占めるようで、実習を中心として学びを深めるんですね。
そのため、卒業後もすぐに現場に慣れたり、テキパキと仕事ができる印象の方が多いです。
また、授業は専門分野の中に教育学や英語、心理学が導入されているようで、必修のようです。
実習を通し専門的な技術を学び、大学よりも早く社会で活躍したいという方にはとてもお勧めです。
学費が安いので経済的に安心して通学できる
もちろん、学費は専門学校により様々です。
初年度の授業料と入学金で150万円を超える学校もあるので、必ず学費はホームページでチェックですね。
しかし、全ての専門学校の学費が高額というわけではありません。
たとえばですが、都立看護専門学校は7校ありますが、初年度費用(入学金・授業料・教科書代等)を含めても
合計 約430,000円程です。
もちろん、都立専門学校は社会人入試も行っています。
ちなみに、私は進路を迷っていたときに都立のオープンキャンパスに行った経験があります(*’▽’)
他にも県立や公立の専門学校は、学費を抑えられるためお住まいの地域の学校をチェックしてください。
学費についてまとめたので参考にどうぞ☟
私は、大学の社会人入試に落ちた際、専門学校に行くしかないと考えていたのですが、
学費は自分の貯金から出すため、学費面から考えて、県立や公立、都立にしか通えない経済状況でした。
専門学校は一定の条件がある可能性がありますが奨学金を借りれるので、安心して生活できますね。
専門学校は母数が多く、社会人入試実施校も比例し多い
文部科学省によると、令和2年5月時点で、看護専門学校は全国に700校以上設立されているようです。
なので、私一人の力ではすべての学校のホームページを覗き、社会人入試を実施しているか非かを確認することはできませんが、
多くの専門学校で社会人入試を導入していますし、募集人数も大学に比べると多い印象です。
なので、気になる学校があればホームページを見たり、資料請求したり、オープンキャンパスを使い学校に足を運んでみてください。
きっと、色んな情報が舞い込んでくると思います♪