考えていたより時間もお金もかかる不妊治療…。
「いつまで続くんだ~!」
と何回も心の中で叫びました(;O;)
私の場合はタイミング法から体外受精まで行い、授かるまでに約2年かかりました。
その間、2つのクリニックに通っていたので今回はざっくりですが不妊治療で掛かった費用についてと、
職場により異なりますが健康保険組合などから発行してもらえる限度額適応認定証について触れていきたいと思います。
一か所目の不妊治療クリニック費用~感染症検査・卵管造影などから人工授精まで~
まず、私が不妊治療を始めたタイミングは不妊治療が保険適応後からになります。
保険適応前にも何度か病院に行ったことはあったのですが、仕事が忙しかったり、医療にたよらなくても授かれるだろうという考えがその当時はまだあったので、治療を先延ばしにしていました。
治療に専念しようと決心したのが35歳…。
正直、もう少し早い段階から治療しておけばよかったなんて思うこともしばしば(;^ω^)
一か所目のクリニックでは、女性側は感染症検査やフーナー検査、子宮卵管造影検査等の検査に始まり、タイミング法2回、人工授精8周期の内6回実施しています。
男性側は感染症検査や精液検査を行っています。
細かな内訳はこちらのブログに書いてあります☟
そしてそして、気になる一か所目での合計不妊治療費用はというと…
17万550円
でしたッ!
うん、高い❢
早期不妊検査費・不育症検査費助成金制度の利用と、医療保険について
ただですね、その当時住んでいた市町村では早期不妊検査費・不育症検査費助成金制度という取り組みが行われていました。
この制度は、女性なら感染症検査や子宮卵管造影検査、抗精子抗体検査、フーナー検査、子宮鏡検査等、
男性なら精液検査や感染症検査、内分泌検査等、
助成される検査内容を受けていれば申請できます。
(※検査内容項目は申請書に記載されています)
ただし、病院に記入してもらう書類があったり、領収書を申請時に一度窓口に提出しなければならなかったり(数か月後に返送されました)、多少の手間と時間はかかります。
おまけに申請期日もあるので、要注意です⚠
助成金額は住んでいる県市町村によって異なります。東京都はなんと5万円まで助成してくれるみたいなので、気になる方はお住まいの市町村のホームページを除いたり電話で問い合わせしてみましょう!
私はがんがん電話で聞きました♪
私はこの早期不妊検査費・不育症検査費助成金制度に申請し、2万円の助成を受けることができました👍
あとは、私自身が加入している保険会社にも問い合わせると、
手術に当たる人工授精が医療保険の適応になり、4万円が戻ってきました👍
なので、一か所目の不妊治療費用の手差しは、
11万550円
となりました💰
二か所目の不妊治療クリニック費用~AMH値検査・採卵・2度の体外受精~
次に二か所目の不妊治療費用に移ります。
一か所目からいただいた紹介状に6回の人工授精結果がきっと書かれていたため、転院すぐに体外受精に進みましょう!という先生からの一言が初診でありました。
その後、血液検査でAMH値が分かったり、体外受精に向けて採卵を行ったりと先進医療を進めていきました。
その時の状況についてもブログに残しています☟
私は一回の採卵で何個かたまごがとれたので、採卵は一度きり。
体外受精は2度行っている金額が下記に含まれています。
ささ、もう発表しちゃいましょう!
気になる二か所目の合計不妊治療費用はというと…
28万8766円
でしたッッッ❢❢
お、お高い~💦
タイミング法や人工授精の費用とは桁違いですね(;’∀’)
二か所目のクリニックでも夫婦ともに感染症検査を行っていた、かつ転居したため住む市町村が変わり不妊治療費助成制度に申請すれば3万円の助成を受けられることができたのですが、
調べるのが遅かったり、申請書をクリニックに持参するのを忘れて、その後妊娠判明・つわりが始まり産科に転院するなどして、
残念ながら申請期間に申請することができませんでした…Σ(゚д゚lll)残念
あとは、一か所目と同じように保険会社にも申請書を送り採卵と体外受精が手術に当たり、3万円が戻ってきました。
…正直、もう少し戻ってくるかなぁなんて思っていました(;・∀・)
この時点での二か所目の不妊治療費用の手差しは、
25万8766円
です!
不妊治療は高額!前もって高額医療制度「限度額適応認定証」の申請をお勧めします
限度額適応認定証って聞いたことありますか?
私は耳にしたことはありましたが、まさか自分が使うなんて思ってもいませんでした。
日本には高額療養費制度というものがあり、患者が請求された医療費の全額を窓口で支払い、後で自己負担限度額を超えた分が払い戻しされる制度です。
こちらの申請は特にいりません。
なので、例えばですが採卵後に窓口で15万円請求されたら、15万円を支払わなければならなくなります。
ただし、「限度額適用認定証」が手元にあれば、病院や薬局などの窓口で提示すると、入院や外来診療、調剤薬局等の窓口での支払上限額が、法定自己負担限度額となるんです。
法定自己負担限度額は年齢や所得により自己負担限度額が変わりますが参考にどうぞ☟
限度額適用認定証の申請はご自身が加入する健康保険組合、全国健康保険協会、市町村(国民健康保険、後期高齢者医療制度)、国保組合、共済組合等になります。
申請後、私の場合ですが2~3週間後に手元に届いたため早めに申請することをお勧めします。
この限度額適用認定証のお陰で、採卵した一か月間ですでに上限額を支払っていたため、採卵日に窓口で支払う金額が0円ということもありました。
ただし、全額自己負担する治療もあり、負担割合が10割の場合は限度額適用されないため要注意です!
なので、不妊治療費だけで10万円超える月もあって、治療中はほとんど貯金に回すお金がありませんでしたねぇ(;^ω^)
ただ、二か所目のクリニックに転院した令和5年5月から10月までに、
もしも保険適応外で治療をしていたら医療費の総額は、なんと80万円を超えるため、保険適応となり本当に助かりました。
不妊治療に掛かった合計金額は…!
二か所の不妊治療クリニックに通った診療費の合計金額はというと、
36万9316円
でございましたッッッ❢❢❢
あとは、交通機関を利用した日もあり、交通費を計上すると…
合計38万8276円となりましたッッッッ❢❢❢❢
普段の生活からしたら高額に感じますが、我が子を授かるための治療費と思うと金額じゃあないのかなとも思いますが、
自然に授かれれば教育費等に当てられたなぁ等々、考えが巡りに巡ってしまいます😓
合計金額は約39万円ですが、私たち夫婦は毎年医療費控除を受けるために確定申告をしています。
戻ってくる金額は所得等により異なりますが、戻り金はあることに越したことはないですよね。
その年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費が世帯全体で10万円を超すようなら、必ず医療費控除を受けましょう🌟
今後の不妊治療費用について
2度目の体外受精の結果、お腹に赤ちゃんが来てくれましたが、
クリニックには数個の受精卵が眠っている状態です。
2人目を希望するかは、お腹の赤ちゃんを育ててみないと決断できませんが、受精卵の凍結保存の延長を行うのに年4万円掛かります。
物価高の今、どうやって家計をやりくりして今後の治療費を溜めていこうか等、色々と考えることばかりですが、
私が支払った不妊治療費用や助成金を知っていただき、県市町村からもらえるものはもらって治療を継続し、望んでいる方のところにかわいいかわいい赤ちゃんがきてくれることを願っています🌟