考えこと

銭湯を選ぶポイントと自分でできる銭湯でのコロナ感染対策を考えてみよう

「ババンババンバンバン♪銭湯は好きなんだけど、コロナの感染がきになるなぁ」

陽性者が増えると心配しちゃいますよね。

私も2年以上銭湯から足が遠のいていましたが、自分なりに工夫して

最近は銭湯を楽しみつつあります。

なので今回は、私流

  • 銭湯を選ぶポイント
  • 銭湯で私たちができる感染対策ポイント

をお伝えしていきたいと思います^^

【現状】世界中がコロナ対策をしつつ少しずつイベント再開やマスク無しの生活に慣れようとしている

2020年からコロナが世界中で流行し、日本でも長くて辛い自粛期間が続きましたね。

緊急事態宣言もあり、近場に買い物へ行くことすら気軽にできない時期でした。

特に、医療従事者や園児や学生さんと関わる先生方、施設の職員さん等のみなさんは、自分自身が感染しないように神経を尖らせた2年だったのではないでしょうか。

かく言う私も、コロナ対応業務を行うことで、このウィルスの恐ろしさを目の当たりにしました。

特に、ワクチン普及前の2021年前半は、体調不良者が続出し世界がコロナの大波に飲み込まれていました。

私の仕事として、小さなお子さんたちに関わる機会が多かったため2020年から2021年は自分自身が感染源にならないよう特に注意を払っていた時期でした。

そのため、外出も最小限に抑えていたり、外出したとしても外食せずに帰宅し味気ない毎日。

もちろん友人と会う機会も少なく、職場と自宅を往復する時間が大半で、コロナ前のような友人とワイワイする楽しみや、一息つける時間や場所が奪われていました。

特に、温泉や銭湯はマスクを取りますし、密室なので空気の循環がされているのか不安だったのでこの2年は他人と一緒に湯船に浸かることを避けていました。

しかし、2022年から少しずつ世間の考えに変化が現れてきたように感じます。

最近は、熱中症予防としてではありますが、屋外ではマスクをとって過ごそうというニュースも流れていますね。

厚生労働省でも下に書かれているように屋外で十分な距離が取れればマスクを外すよう述べています。

(1) マスクの着用について

 マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。

したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。

厚生労働省<「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント>(1)マスクの着用についてより引用

アメリカでも2022年春頃から公共交通機関でのマスクの着用が不要になりましたし、

日本でも各地で様々なイベントが再開しています。

世界も日本も、自分たちができる感染対策を行いつつ、少しずつ新しい生活スタイルに慣れていきたいですよね。

コロナの感染経路を再確認

コロナ、コロナと騒がれた2年間ですが、実際どのようにしてコロナは広がるかちょっとおさらいしてみましょう。

 SARS-CoV-2は、感染者の鼻や口から放出される感染性ウイルスを含む粒子に、感受性者が曝露されることで感染する。その経路は主に3つあり、①空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)、②ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)、③ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること(接触感染)、である[1,2]。

実際にどの経路で感染するのかは、感染者から放出される感染性ウイルスを含む粒子の量や環境条件によって決まり、必ずしも1つであるとは限らない。

NIID国立感染症研究所 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路について

上の記事を読むと、コロナは

  1. エアゾル感染(2m以上の空気中に数時間フヨフヨ浮いているイメージ)
  2. 飛沫感染(2m内に付着するイメージ)
  3. 接触感染

の3つの経路がありますが、どの経路で感染するかは粒子の量や環境の変化によって確定できないところがコロナウィルスの怖いところなんでしょうね。

なので屋内、特に空気が巡回していなさそうな場所でマスクを取り外すことに対し心配や不安感が出てくるのだと思います。

私流、銭湯を選ぶときのポイント3つ

銭湯を選ぶ時のポイントをお伝えしますが、あくまで私流なので、コロナに絶対にかからないという保証はできません。

自分自身をコロナウィルスから身を守る一つの手段として、こういうポイントもあるのかと読んでいただきたいです。

ホームページで館内の感染対策をチェック

皆さんも初めて行く銭湯のホームページを開き、館内情報をチェックすると思います。

その際、館内で取り組んでいるコロナ予防対策に目を通してみてください。

詳細は記載されていなくても、定期的な換気についてや従業員さんの健康管理を行っていると書かれているので、安心して銭湯を楽しむことができますし、

なにより利用する私たちも自分たちができる感染対策を行い出向くことが大切だと感じます。

2022年のゴールデンウィーク後、コロナ陽性者は減少しているためか銭湯でのコロナ予防対策ページが見受けられない銭湯もあります。

日本中が感染を気にせず過ごせる日々が待ち遠しいです(*’▽’)

外風呂がある銭湯を選ぶ

国内のコロナ陽性者は減少しているとはいえ、東京都の陽性者は2022年6月中旬で1500人を超えていて、今後1000人を切ることはなく停滞する可能性もあります。

なので、私の意見ですが常に自分の身は自分で守ることがこれからは重要になるように思います。

そこで、私が銭湯を選ぶ上で最も大切なポイントが、銭湯に外風呂があるかどうかです。

外風呂があるところをなぜ選ぶかというと、単純な理由で内風呂よりも空気の循環がよいからです。

銭湯は『黙浴』というポスターを館内に貼っていますが、友人や家族連れで行くと楽しいからどうしてもしゃべっちゃいますよね。

銭湯は昔から交流の場なので、私的にはおしゃべりしてもいいじゃない♪と思うのですが、やはりコロナ禍だとマスク無しの屋内で大きな話し声が聞こえると大丈夫かな~と心配する方がいらっしゃいます。

ですが、その場所が外だと、空気の流れも良いですし、声が反響しにくいので、話し声に過敏にならないなと私は感じました。

外風呂の有無は銭湯の館内マップをチェックすればわかるので、気になる銭湯がある際はホームページを覗くのをお勧めします(*^^*)

※内風呂しかない銭湯を批判しているわけではなく、あくまで私が銭湯を選ぶときのポイントを述べています。

利用客が少ない時間帯や場所を選ぶ

人気の銭湯はどの時間も混雑していて、利用客が少ない時間帯が殆どないかもしれませんね。

しかし、どこかに穴場はあるはずです。

例えば、私が好きで通っている銭湯は、入館料金を払えば漫画コーナーや休憩スペースが無料で利用できるため休日はかなり混雑しています。

清掃も行き届いていて、心からくつろげる施設でお気に入りです✨

なので、その混雑する時間帯はいつも避けていて、私が銭湯に行く時間帯は閉店の2時間前です。

深夜近いため友達同士で来ている人たちや小さなお子さん連れが少ない時間帯なので、利用者が少ない穴場時間だと思います。

他には、夏休み・冬休みを避けるとか、平日休みの方でしたら平日の午前中を狙いましょう。

また、駅近だったりシャトルバス送迎がある銭湯、大学近くだと混んでいる印象を受けたので、私はひっそりと佇む銭湯を選ぶようにしています(‘ω’)

銭湯内で私たちができる感染対策ポイント

黙浴

2年ぶりに銭湯へ行き気が付いちゃいました。

コロナ前と明らかに変わったのが、この『黙浴』というポスターが銭湯のいたるところに貼ってあることです。

最初、『黙浴』ポスターを目にしたとき、「なんだ?モクヨクって?沐浴しか知らんぞ?」と思ったのですが

風呂場やサウナ内での会話を控えれば、コロナ感染経路を潰すことができて感染予防が利用者でもできるんですよね。

この『黙浴』ポスターのお陰か、大声でしゃべる利用者さんは少ないように感じました。

もちろん、時間帯や場所によって異なるかもしれませんが、銭湯がコロナのクラスターになってほしくないですもんね。

それも、お湯につかっているとき周りが静かなので、お湯が出る音だったり体を流しているシャワーの音が耳に伝わってきて、とても心地いんですよね~♨

あー、銭湯に浸かっていることを思い出すだけでも幸せ~~♪

銭湯を愛する人々のパワーを感じましたよ(*’▽’)

混雑時間帯にバッティングしたら、空いている湯船で温まる

「この時間帯ならお客さん少ないっしょ!」と思い銭湯に向かったら車ズラー、シャワーの席もズラーってことありませんか?

今から銭湯変えるって言っても、近場に他の銭湯無いし…もう裸族だし…

というとき、銭湯内の温泉が数種類あるのであれば、それが水風呂やあつあつの温泉でない限り1番空いている湯船で温まります。

やっぱり、距離は保ちたいですよね。

女性が片方の腕を広げると、肩から指までだいたい60㎝~70㎝なので、

飛沫感染を防ぐには十分な距離とは言えないにせよ、少なくともその距離は隣の方と保ちたいです(湯船の中じゃなくてもね)。

それでも、温泉の種類が少なかったりしたときは、他の方と正面を向かないように体の向きをずらします。

正面を向いていないからって感染しないわけではないですが、

もし正面の方がくしゃみや咳をしたとすると、正面だとすぐにウィルスや菌を吸い込んでしまいそうな気がするんですよね。

顔の向きだけでも違うことによって気休めかもしれませんが安心感に結び付くと思います。

最後に、2年以上ぶりの銭湯は最高だった!『黙浴』で銭湯を楽しもう♪

最後に、 久々の銭湯は感染対策を徹底していて、心も身体もポッカポカで、めちゃくちゃくつろげました~!

銭湯のスタッフの皆さんは私たち利用者がコロナに感染しないようにできる限りのことをしてくださっています。

なので、私たちも自分自身でできる感染対策をしっかり行い、今後も銭湯を満喫していきたいです。

『黙浴』を忘れずに、銭湯を楽しみましょう🌟

🌼かいまるのこばなし🌼

私の銭湯の決め手は何と言っても『壺風呂』です。

壺風呂に入ったときに豪快にお湯が外に流れ出す音、

壺風呂の縁に両腕、両足を掛けるとプカリとお尻が浮いて無重力かのような状態、

耳元では温泉が流れ、周りの雑音を消してくれて、

目を開けて上を向けば、空が広がっている。

これだけのことなのに、非日常過ぎて

泣けてきちゃうよ、全く(ノД`)・゜・。

久々に頭の中が空っぽで、何も考えない時間を堪能できました♨