「自己注射、怖いなぁ…。痛そうだなぁ…。」
私もそう思ってドキドキしながら腹部にプスリと注射しました💉
ということで、私が通う病院ではいよいよ誘発剤の中でも最後の砦である
“ゴナールエフ皮下注ペン”ゾーンに突入しました。
これまでセキソビット錠、クロミッド錠で排卵誘発を促してきましたが、
卵胞ができたけど受精しなかったり、
たくさん卵胞ができてしまい人工授精が中止になったりと前に進めない日々を送りました。
そのときの状況もブログにまとめています。
人工授精1回目から4回目の結果がこちら☟
人工授精5回目の結果がこちら☟
今回はどうなるでしょう…。
ゴナールエフ皮下注ペンに変えてからの体調などをお伝えしていきます。
注射は痛い?ゴナールエフ皮下注ペンの効果や副作用などについて
ゴナールエフ皮下注ペンの効果と副作用
まずはゴナールエフ皮下注ペンについてです。
太い万年筆のような形をしていて、一見糖尿病の方が打つインスリン注射のように見えました。
ゴナールエフ皮下注ペンの効果はというと、
【この薬の効果は?】
● この薬は、ヒト卵胞刺激ホルモン(FSH)製剤と呼ばれるグループに属する注射薬です。
・女性の卵巣に働きかけ、黄体形成ホルモン(LH)と協力して卵子を作る働きがあります。
・男性の精巣に働きかけ、黄体形成ホルモン(LH)と協力して精子をつくる働きがあります。
ゴナールエフ皮下注ペン 300 ゴナールエフ皮下注ペン 450 ゴナールエフ皮下注ペン 900 患者向医薬品ガイド 2019 年 4 月更新より引用
私たち夫婦は、ゴナールエフ皮下注ペン300を女性側に注射することになったので、
黄体形成ホルモンと協力して元気な卵子をつくってほしいですね(*’▽’)
そして副作用ですが、クロミッド錠と同じように卵巣が腫れたり腹水や胸水となる卵巣過剰刺激症候群が起こる可能性があるようです。
軽度のものはしばしば起こるらしいので、卵胞の発育状態を確認するときに医師が卵巣の状態も診てくれるようです。
その他にも血栓塞栓症やアナフィラキシー反応が挙げられるため自分自身の状態を確認しつつ打つことが大切ですね。
注射のせいか否かは不明ですが、最近体重が減らないんですよね~。
寒くて動いてない、代謝が悪いのは分かりますが1時間ほどウォーキングしてるのになぁ(;^ω^)
ゴナールエフ皮下注ペンの副作用に体重増加も含まれているため毎日の体重計測も私には大切になりそうです。
あとは、排卵を促しているためしょうがないのですが、卵胞が3つ4つつくられることもしばしばだとか。
身体とお薬の相性なんでしょうかねぇ( ;∀;)
初めての自己注射!1回目はクリニック内で看護師さんの指導通り注射練習
さて、生理3日目に受診し今後の排卵誘発剤について看護師と相談しました。
人工授精に向けて私はセキソビット錠からゴナールエフ皮下注へとステップアップすることを選択したのですが、
自宅で自己注射するか、通院して注射をしてもらうか選べました。
通院して注射を打ってもらう方が金額は少し安いようですが、
定期券外の電車に乗って通院していたり車のパーキングにいくらかかかっているとトントンになる可能性もありとのこと。
また、通院を選ぶデメリットとして、クリニックがお休みの日や診察時間が午前中のみだと、
お仕事をしている方たちは通いにくいと教えてくださいました。
それでも、8割注射できていればよいとのことでした(‘ω’)
私は自分で注射をしてみたいという好奇心と、毎日受診することが億劫になりそうだったので自宅での自己注射を選びました💉
自宅での自己注射と決まれば、看護師の指示のもとゴナールエフ皮下注を打つ練習を行います。
腹部以外に打つと痛いので、なるべくおへそ周囲に打ってねぇ!
痛覚に打つと痛い時があるけど、ほとんど痛くないわよぉ!
ゴナールの保管は必ず冷蔵庫でね!
持ち運ぶときはこの保冷バックに入れてねぇ!特に夏は気を付けてぇ!
注射針と注射器は一般ごみに捨てられないから使い終わったらクリニックに持ってきてねぇ!
注射は時間決めて打つといいわよぉ!
などなど、打ち方なども詳しく教えていただけます。
ゴナールエフ皮下注は投与量が人により異なるのですが、
私は生理3日目から7日間、25単位を毎日打つよう指示されました。
そして、7日間打ち終わったら8日目は打たずに受診し、
その受診時に卵胞の大きさ等で今後の排卵までのゴナールエフ皮下注量を決めるようです。
なるほど~!と看護師の話に納得する私。
最初に針を見たとき、「細いけど針は針だし痛そう~!」と思ったのですが、
私は7日間打ち1度も痛覚にヒットしたことはなく、サラリと自己注射を終えられています。
それもそのはず、注射針は髪の毛1・2本分ほどの激細!
コロナワクチンやその他予防接種の方が私には痛いです💦
注射する時間はずれることもありましたが、7日間忘れることなく自己注射できました。
生理開始から10日目 ついに卵胞確認の日!果たして人工授精できるのか
超音波で卵巣内を確認 卵胞は育っているのか、それとも…
生理開始から10日目、卵胞がどれほど育っているか病院で確認します。
思い返せばクロミッド錠での誘発は2度も失敗に終わり、タイミングもとれず人工授精すらできないもどかしい日々を過ごしました。
そのため、
「今回もたくさん卵胞がつくられてしまっているんじゃないかな。
先生、人によってはゴナールエフで卵胞の数が少なくなる患者もいるって言っていたけど気休めだと思う。
励ましてくれただけ。あまり期待しちゃいけない」
など、ネガティブな気持ちを抱える一方、
「排卵誘発剤を変えたし、もしかしたら奇跡が起こるかも…!?」
という淡い期待も湧き始め、気持ちが落ち着かなかないときもあったので、あまり不妊治療のことは考えずに過ごすようにしました(;^ω^)
そして、ついに診察に呼ばれ卵胞の状態を超音波で確認!
私が超音波を見る限り、大きい卵胞が1つと、その左右に小さい影が見えたような気がしたので、
「あぁ、また何個かできちゃったよ…。2022年も終わりだ」と考えていると
医師から
「左卵巣内に1つ卵胞を確認できます。」
と教えてくれました。
うぇ!?ふぁ!?
卵胞3つくらいできているように見えたけど、私の目は節穴ですね、先生!
なんて脳内で呟いていると、
「20㎜あるので、排卵が近いかもしれません。尿検査で確認しましょう」とのこと。
バタバタと尿検査を提出し、先生が診察室に戻ってくるのを待ちます。
人工授精の日を決める
ついに…!
人工授精ができる…!
それだけでホッとして診察室の椅子に腰かけている自分がいました。
実は、初回のゴナールエフ皮下注の練習時に看護師と
「排卵は12月30日辺りだと思うよぉ。年末だけど、受診できる?え、実家帰るの?」
なんてお話をしていたので、人工授精を奇跡的に行えるとしても年末に受診するとばかり考えていました。
しかし、医師からは
「卵胞も育っているし、おしっこ検査の結果、線も出ているので排卵は今日(受診当日)か明日、遅くても明後日でしょう。
ということで、本日人工授精しましょうか?」
と提案されました。
すぐに状況が飲み込めず
「え?今日?これから?あれ?もう排卵するの?いつもの周期よりかなり早い💦」
と脳内でぐるぐる考えていましたが咄嗟に口から出てきた言葉は
「はい、できます」でした笑
まだ、主人:まめ太郎にも確認していないのに…(;^ω^)
ただ、幸運だったのは受診日した日が休日だったためまめ太郎もお休みで、予定していた用事をずらし人工授精に切り替えられました🕊
医師からは「それでは、早く帰って1時間半後に受診を。人工授精はその1時間後くらいです」
ということだったので、マッハで自宅に帰りまめ太郎に説明し、色々と準備後に再受診へ。
なんとも慌ただしい日になりましたが、
人工授精枠が空いていたことも奇跡だし、まめ太郎も喜んでくれてこちらも嬉しい気持ちで報告できました🌸
いよいよ人工授精
待ちに待った6周期目の人工授精…!
医師からいつもの通り説明がありました。
私は今回の人工授精を6回目と数えていたのですがクロミッド錠を飲んだ4・5周期目の人工授精は結局実施できなかったため、
実質今回の人工授精が4回目とカウントされていました。
もし、今回妊娠できなくてもあと1回もしくは2回人工授精を行い、結果がついてこなければ体外受精にステップアップとのことでした。
また、今回排卵がいつもより早いためゴナールエフ皮下注の効果ですか?
と質問すると、
「ゴナールエフの影響かはわかりませんが、早まる周期もあるためこの時期に受診を進めています。ただ、早いから異常というわけではありません」
と淡々と説明してくださいました。
そう、私の主治医はアサヒスーパードライよりもドライドクター。
でも、質問すれば教えてくれるし日曜や祝日もクリニックを開けてくれているのでありがたいです。
ということで、人工授精はいつもの通りあっという間に終わり、HCG注射を打ち受診終了。
あとは、今年度中にもう一度HCG注射を打ちにクリニックへ通い、2022年の不妊治療は終了することになります。
夫婦で子どもが欲しい、まずは自分たちでタイミングを取ろうと話し合ってから早いもので1年が過ぎました。
今回の人工授精がどのような結果になるかまだわかりませんが、期待と不安を抱えお正月は美味しいもの食べてのんびりするぞ~🌟