よく「看護師とか病院関係の仕事は食いっぱぐれないよ~」なんて聞いたことありませんか?
今回は、美容室に行ったときにたまたま隣に座った女性が美容師さんとお話していた内容が耳に入り
「ほほ~ぅ💡そんな感じで自分がやりたいことにつなげていくのねぇ!」
と感心してしまった一コマをお送りします。
看護師として働く予定の女性とは派手め店長が切り盛りする美容室で出会った
ブログ内の自己紹介ページで書きましたが、私は行政の保健師として働いていました。
が、2022年夏に退社し晴れて自由の身となったのです。
この自由な時間は期限が限られているから、この時間は
楽しく!自分らしく!もう周りの目を気にしないで私がしたいことをとことんやろう!!
という期間にすることにしました。
その、私がしたいことの一つに髪の毛をブリーチして好きなカラーを入れること。
そのためには、カットよりもカラーに特化した美容室に行きたいと初めから企んでいました。
そこで目を付けたのは看板やお店の外観もド派手な美容室。
保健師時代には絶対に足を踏み入れないであろう美容室で、それまで通っていた美容室の雰囲気とは真逆の雰囲気です。
1度目はめちゃくちゃ緊張しましたが、ムラなくカラーを入れてくれて大満足だし、ギャル店長の話も私的にはツボで何回か通っていたときのこと。
そして、何度か通っているときにたまたまお隣に座った今回の主役の女性、
仮名:すみれさん が登場✨
黒のチュールスカートがフワフワと揺れてかわいいよりもきれいめ。
※直視していないので、想像がかなり入っています笑
ギャル店長とすみれさんの話す内容から、すみれさんは准看護師の資格取得のため学校に通っている又は卒業予定の学生さんと見た。
すみれさんの病棟実習かなと思える話に
「わかる~。実習は二度とやりたくない!」と心の中で呟く私がいるのでした。
「生看でも准看でも病院内の仕事はやること一緒!給料は違うのに。だったらここじゃなく別な環境で働こうと思って」
まずは聞こえてきた話の内容ですが、少しぼかしてブログに書いています。
また、私もシャンプー台に行くため席を外したり、付いてくれた美容師さんと楽しくお話する時間もあったので、
すみれさんと店長の話をお耳ダンボにして全て聞き入っていたわけではないので、誤解しないでくださいね。
店長「あれ、今回は髪色暗くするんですか?」
すみれ「そうなの。病院で働こうと思って。」
店長「そうなんですね。あれ、看護師で?」
すみれ「そう。私、准看なんだけど、病棟に入っちゃえば准看も生看も同じ仕事内容で。でも、准看の方が給料安くて割に合わないよー」
店長「それでも病院に?」
すみれ「本当は美容関係の仕事したいの。でも、病棟経験が無いと働けないらしくて。だから、1年は病棟で仕事するよー。」ごにょごにょと多少の文句を吐く。
店長「美容関係ね!良さそう!」
すみれ「でしょー!脱毛とか自分にもできそうだし。しかもタダで!」
店長「タダはやばい!」
すみれ「下積み頑張るよー!」
きゃいきゃい🌟
というような会話の流れでした。
生看でも准看でも医療従事者の資格を取ると選択肢が広がる
皆さんは、上記の店長とすみれさんの会話を聞いてどう感じましたか?
もしかしたらその現場で働く方には不快に感じる場合もあれば、
今から看護師の資格や就職先を考えている方には前向きに映ったかもしれません。
私はというと、単純にすみれさんの意見に対し
働きたい分野が明確で、その夢に向かって突っ走るって素敵やん…✨
と思いました!
もちろん、そんなに甘くわない世界よ~と思う私もいますよ。
美容関係は一見、キラキラした世界に見えますが会社によってはノルマがある可能性だってあるし、
無料で脱毛等の施術を受けられるとは限りません。
それに、正看護師と准看護師の仕事内容は同じとすみれさんは思っていますが、あくまですみれさんの主観であるにすぎないです。
看護師を目指す方へ 准看護師制度について 制度の概要 公益社団法人日本看護協会より引用
でも、私は美容関係の看護師になったことは無いので想像でしかないし、今まで美容関係に足を踏み入れようと考えたことは1度も無く、
病棟勤務経験も無いので状況もわかりません。
なので、すみれさんが考えるよりハードな困難が待ち受けている可能性があるけど、
自分の夢や知らない世界に飛び込もうとしているすみれさんが、私には眩しくて仕方なかった。
特に、私は前職に就いてからは忙しすぎて私自身をウキウキさせたり癒したりすることができなかったですね。
なので、久しぶりに「私はこうなりたい!こう進んでいきたい!」と目標に向かう凛とした女性の姿を見て心を打たれたんかなと思います。
そして、やはり資格があれば興味のある仕事に手を伸ばしやすくなると思います。
私みたいに少しお仕事を休んで再就職先を探す際にも求人は必ずあるので、求職中だとしても多少の安心感もあったりします。
古臭い考えに縛られたくない!なんぼでも軌道修正すればいいじゃない
店長とすみれさんの話を聞いたり、看護師や助産師として病棟勤務する友人と話していると
どうしても私は『仕事は一箇所で長く続けることに価値がある』という古臭い考えに縛られているように感じます。
病棟勤務する友人は続けている人もいれば、見切りをつけて2~4年の内に職場を変えている人もいて、
前向きに転職している友人を見るとかっこいい~✨と思うのです。
じゃあ、なぜ私に古臭い『仕事は一箇所で長く続けることに価値がある』という考えがこびり付いたのか…。
多分、環境と年齢のせいかな?
閉鎖的な行政の環境に数年間どっぷりと浸かっていたということと、
30代ってプライベートも仕事もある程度落ち着いている周りの方々を見ているから
少しでも長くこの環境に順応していたいとか、落ち着くためには仕事を変えずにいようとか、
そんなつまらない考えになっちゃったのかも。
※行政が悪い環境だ!と言いたいのではなく、私の考えが凝り固まった方向だけに流れていたことが根本的な原因⚠
でも、環境を変えることで新たな気づきが降ってくるかもしれないし、
自分の中で「何かが違う」って直感が働くってことは、今の環境と離れるチャンスなのかもしれない。
今は、今働いている場所に染まっていてその色しか見えないけど、
看護師とか、医療系の資格を取ると、色んな職場に出会えるから
自分が好きな色を重ねていくっていう方法を取りたいものです。
臨機応変に
軌道修正していく
さいごに
ここまで読んでくださり、ありがとうございます🌸
今までのブログは私の過去を遡りましたが、今回は今の私を基にしたブログ内容です。
看護学校に受からない
学校生活がおもしろくない
社会人生活に行き詰っている
等々、色々と悩みって尽きないですよね。
私も後ろを振り返ったり、前を向いたりしながら今を過ごしています。
すみれさんの話から色々と気づくことがあったので、この記事を読むことで少しでも皆さんのモヤモヤも晴れてくれると良いなと思っています。