つわり症状がひどく、仕事を約2か月お休みしていたかいまるです🌸
12~13週頃には、気分が晴れる時間が日中は多くなり始めたり、母性健康管理指導事項連絡カードに書かれた自宅療養期間も終わるため、14週で職場復帰しました!
しかし、復帰後の現実はそんなに甘くなかった…。
私が体験した職場復帰後の、妊婦への風当たりが強い職場の現状と、
感情がコロコロ変わる上司の一言ひとことで気持ちがすり減っていった場面を振り返ります。
つわりでお休みした後、職場復帰時期に悩む妊婦さんにひとこと
私には辛かった職場復帰後の経験を書いていくのですが、その前につわりでお休みしている・復帰に悩む妊婦さんに大切な一言。
それは…
大丈夫だろという曖昧な気持ちで復帰は絶対にしないで!!
復帰した時点から、妊婦であろうと何であろうと、職場はあなたを1と数えます。
そして、「体調が万全になったから復帰したんでしょう?妊娠前みたいに動けるよね?」
と思っている先輩や上司が一部ではあると思いますが、職場には潜んでいるのも確かです。
こちらは、妊娠しているし、体調も万全ではないから業務の調整などしてもらえるのかな?なんて淡い期待を持って復帰する方もいるかもしれませんが、私の職場は違いました。
もし、休職中に職場から今あなたが受け持つ仕事を具体的に調整する等の話があれば、安心して復帰できるかもしれないけど、
私の職場のようば場合もあると思います。
だから、
少し良くなってきたから復帰しようかな
という段階で復帰し、辛い時期を過ごすくらいなら
もう就業時間中は働けるくらい体力回復したわ!
なんなら簡単だけど夕食も作れそうなくらい元気出てきたし、休んでるけど散歩行けるわよ!
というくらい元気が出てきたら復帰するくらいで良いと思います。
とにかく、今はあなた、ママとお腹の赤ちゃんのために時間を使ってください。
仕事は自分がいなくてもなんやかんや回ってました。
というのが、少し無理して復帰してしまった私の正直な意見です。
あと2週間くらい休んでてもよかったです(;^ω^)
それでは本題に入りましょう!
妊娠14週~17週の体調と職場の様子、上司の一言でメンタルぐちゃぐちゃ!
復帰初日の出来事 この職場で働けてよかったと思ったのも束の間…
職場復帰一日目は物凄く緊張してしまい、前夜はあまり眠れなかったような気がします(;^ω^)
体力が落ちているため、普段職場に持っていく鞄がとてつもなく重かったです💦
職場には交通機関を利用しているのですが、座れないととても辛いし、以前は感じませんでしたが車内の揺れが身体に伝わり気持ち悪くなることもしばしば…。
筋力も落ちているため足取りが重く、歩くのがとても遅い…。命懸けで職場に辿り着きました(笑)
職場の殆どの方は「大丈夫ですか?無理しないでくださいね」とお声掛けをしてくださったり、
中には「おめでとう」とお声を掛けてくださってご自身の妊娠トークをしてくださる上司もいて、ほっこりしました。
あとは、上の方には不妊治療を伝えていたので治療に関する話など他愛のない会話をしてくださった方々に感謝しています。
さて、私の直属の上司Aはというと、朝一で「長期間お休みしてしまい申し訳ございませんでした」と謝罪しに行くと
「大丈夫なの?」と眉間にしわを寄せて一言。
その日は上司Aが忙しいようで夕方まで会話する時間がありませんでした。
復帰初日でしたが定時まで仕事をしていると、ひと段落した上司Aに呼び出されました。
朝の表情とは打って変わって多少穏やかな表情で「大丈夫ですか?」と声を掛けてくださいました。
そして、今後の私の働き方について提案がありました。
- 体調が落ち着くまでは午前のみ出勤するなどして無理をせず仕事をした方が良い
- 異動時期となるため、今私が抱える仕事を他の方に引きついでもらうことになると思う
- 引き継ぎ書を作成してもらうことになるが、在宅勤務で作成してもよい
- 自分の体調は自分にしかわからない。まずは仕事よりも体調の優先を
内容は搔い摘みますが上記のような話で、内心、ホッとしていました。
というのも、今振り分けされている業務は緊急対応があり、時間外勤務や休日勤務をすることがあります。
また、不特定多数の方と接する業務もあるため、様々なウィルスや菌に接触する可能性もゼロではありません。免疫が落ちる妊娠期には、感染するリスクがあるため業務内容としてはかなりハードだと思っていたからです。
※業務内容はぼんやり書いています
やっぱり、上の方達って社員の体調とか家庭のこととかしっかり考えて割り振ってくれるんだなー!この職場で働けてよかった!
なんて思いながら退勤しました。
後々、大泣きすることも知らずに…。
言っていることが180度変わり、上司の発言に耳を疑う…復帰3週間の体調や出来事
復帰一週間はまだまだ体力がなく自席に座っているだけで精一杯で、頭が回らない状態でした。
パソコンを見ていてもスラスラと字が読めず、スクロールすると酔ってしまい集中して画面を追えない状態も続きました。
職場では気を張っているためなんとか持ちこたえられますが、帰宅後が地獄でした。
頭痛や嗅覚過敏、たまに嘔吐、気持ち悪く入浴や食事がとりにくいというつわり症状がぶり返してきたのです。
そのため、有給と母性健康管理指導事項連絡カードの通勤時間の短縮を書いてもらい、2時間早めに帰宅する日が一週間続きました。
そんな体調が落ち着かない復帰数週間後、上司Aからまた声が掛かりその内容に愕然としました。
- 産休に入るまでは、引継ぎせずこれまで通りの業務をしてもらう
- 内外の会議2つを2か月後に行うため、資料作成や外部との打合せ等全て任せるため、すぐに取り掛かるように
上司Aから話された内容は数週間前とは180度変わっていて、耳を疑いたくなる内容でした。
何度か、自分の体調を見て調整しスケジュールを組んでいきたいと申し出ようとしたのですが、
「かいまるさんが産休に入る前に実施して」と何度も言われ、スケジュールもほぼ全て組まれてしまい、自分の意見を伝えられない状況となってしまったことにも焦ります。
この時期に外部との会議をこれまで行っていなかったので、タイトなスケジュールにも苦戦します。
この会議以外にも突発的に緊急対応する仕事が出る可能性もあるのに、本調子ではない私が全て行わなければならないというプレッシャーに押しつぶされそうになりました。
私の仕事は産休に入る直前まで引き継がれないというところにも憤りを感じ、自宅に帰ってから何度か涙が溢れました。
ただでさえ妊娠時期って情緒不安定なのに、こんな仕事のことで悩んで凹んで不安定になるなんて…。
復帰後2週間目も2時間のお休みをいただき、身体を慣らしていきたいと考えていましたが、会議の資料作りや調整などが今から必要となってくるので時間が足りません。
通勤時間の短縮をすでに職場に提出していたため引き続き利用しましたが、昼食はなるべく早食いし、時間内に仕事を終わらせるよう机にかじりついていました。
一応早く帰宅できますが、夕方からは体調が悪くなるため頭が回らなくなります。
そのため、重要な仕事は午前中に済ませるように心掛けていました。
復帰後3週間目も2週間目と同じようにつわりがぶり返していたので体調に波がある中、やらなければならないことを自分なりに、必死に行っていました。
一番辛かったのは、上司Aの発言が180度変わり、そして業務について私一人で進めていかなきゃいけないというプレッシャーを抱えてしまったことです。
周りに相談できる方もいましたが、その方はその方で自分の仕事を持っているためどこまで相談し、頼ってよいのか悩みました。
あとは、2か月近くつわりで休んでしまったという罪悪感があり、できることは自分でなんとかしなくちゃ!という気持ちになっていました。
・・・今思い返してもなかなか辛い3週間でしたね( ;∀;)
私のようなこんな苦い経験をしている妊婦さんがいないことを願います。
妊婦さん、決して無理せずに。
そして、その後上司Aはまさかの異動となり、環境や私の体調も少しずつ変わっていくのですが長くなるので次のブログで書きたいと思います。