長い道のりでしたが、毎回毎回頑張ってきた今の病院での人工授精に終止符を打つ時がやってきそうです。
今回は人工授精だけで８周期６回目の経過と結果、そして転院についてお話しようと思います。
８周期６回目の人工授精を決意した状況についてはこちらを読んでください☟
２０２３年に入り、不妊治療に対しネガティブなことを多く話してしまいましたが、
今回で気持ちが切り替わると良いなと思っています🌸
８周期６回目の人工授精（AIH） 経過と結果 基礎体温
８周期６回目の人工授精（AIH）結果
まずは今回の結果ですが、陰性でした。
奇跡なんて起こらず、無情にも生理が始まりました。
基礎体温表と経過
基礎体温を載せます。
残念ですが、プロゲステロンを補充しているにもかかわらずAIH５日後から出血してしまいました。
前回とほぼ一緒のため、出血を見た瞬間「今回もダメか」と落胆しました。
出血したため私としては諦める方向に切り替えたかったのですが、プロゲステロン補充のための受診をどうしたらよいのかわからず病院に電話しました。
すると、医師が電話に出てくれて「出血はどれくらいですか？生理みたいに多い？」と質問がありました。
私は、前回の出血の際受診していて医師へ状況を伝えています。なので、今回の電話で「（出血は）増えています。前回と同じような出血です」
と話しました。
すると、鼻で笑われたように聞こえ「前回と同じ…。多いか少ないか中くらいか、どれですか」と聞かれました。
私の答えは医師が求める答えでは無かったんでしょうね。
多くの患者を抱えているので、先生もお忙しい中電話対応してくださり大変ありがたいのですが、電話は顔が見えない分言葉の一つひとつが突き刺さります。
その時の私はもう医師と話したくはない、開放してほしいという気持ちでいっぱいで出血の量は生理程多くはないのに「多いです」と発するので精いっぱいでした。
きっと私の発言に違和感があったのでしょうね。それに気が付いてか、医師からは念のため残り２回のプロゲステロン注射に来てくださいとの指示でした。
内心、「もうホルモン注射したって意味はない」という暗い気持ちが渦巻いていました。
今後について もう一度同じクリニックでAIHか転院か
実は、２０２３年に入り転院を検討する必要が出てきました。
理由は幾つかありますが、１つはクリニックとの関係性です。
不妊治療が長引けば長引くほど、通院回数も多くなるし実らない結果を見る度に不安要素も増えてきます。
そんなとき、診察時に小さなことでも医師か助産師に相談できればよかったのですが、医師に相談しにくいなと感じることが今年に入り多くありました。
こちらも淡々とした気持ちで卵胞チェック→人工授精→結果待ちを繰り返す余裕があればよかったのですが、人工授精だけで８周…。
もうそんな余裕もありません。
もう６回以上人工授精を行ったため体外受精に進もうと思えば今のクリニックでもステップアップできるのですが、
説明が少なかったり、質問しづらいクリニックで高度医療を受けることに多少の不安を感じるので、転院をしようと考えています。
ただ、３月までは今のクリニックに通おうかという気持ちがありましたが、
今回出血した際にクリニックに電話し、医師と直接話した時に感じた違和感がどうしてもぬぐえず、もう受診はしないという決断を下しました。
なので、あとは紹介状をいただいて今のクリニックとはSAYONARAです🌟
他にも転院しなければならない理由があるので、時期を見てお伝えできればと思います。
悔いのない選択 新たなスタートを切るために
前回のブログで書きましたが、助産師と話しているときに
「悔いのない選択をしてね」と言われました。
悔いのない選択…。
私にとって悔いのない選択って何だろう。
２０代半ばから看護大学に入り、卒業後は身を粉にして保健師として母子保健とコロナ業務に取り掛かった。
ふと我に返ると子どもを授からないまま３０代半ば。
夫婦仲も良いし、自然に妊娠できると思っていたのに、まさか自分が不妊治療するなんて思っていなかった。
意を決してクリニックの門をたたいてもタイミングと人工授精だけで時が過ぎていく。
焦り、悲しみ、怒り
同い年の友人、年下の子は妊活を始めて数か月で妊娠していく
焦り 寂しい 孤独感
仕事のストレスが原因かもなんて思ったりして、仕事を変えたけど
私たちのもとには赤ちゃんは来てくれなかった
２０代半ばで学生になったこと、後悔している？
一生懸命お仕事したこと、後悔している？
医師から言われた通りにスキップもせずに受診したこと、後悔している？
答えは 後悔していない
周りと比べると、みじめだなって思うことは正直たくさん、ある
でも、周りの人に私はなりたいわけじゃない
周りの人と同じような道を私は歩きたいわけじゃない。
私は私が選択したことをこれからも自由にしていきたい
だから
もし比べるなら
過去の私と今の私を比べるようにする
今通うクリニックに不満を言ってしまったけど、このクリニックを選んだのも私
先生が手招きしたんじゃない
今、自分を取り巻く環境をつくるのは紛れもなく自分自身
だったら
私が納得して、いつも笑っていられるような選択をしていくことに尽きると思うのです
不妊治療をしていて感じること
不妊治療を受けているご夫婦って、やっぱり自然妊娠するご夫婦よりも少数派だと思うんです。
だから、会社でも友人関係でも親戚関係でも、理解が得られにくい。
頑張っているけど、
頑張っているね！よくやってるよ！
なんて言われない。
だって、大多数は当たり前にできることだから。
それを時間とお金と根気を駆使し乗り切ろうとしている。
でも、いくら時間とお金と根気を注入しても必ず自分が描く最高の結果が出るとは限らない。
妊娠しても流産する可能性だってあるし
出産しても子どもが健康ではない場合や発達に偏りがあるかもしれない
ゴールがあるのかすら分からない、地下トンネルを這っているような気持ちになることもある。
こんな考えが浮かぶ私は少し疲れているのかな？
そんなに頑張ってはいないと自分では思うけど、
心が疲れ切っちゃっている場合もあるのかも
うん、疲れちゃっているのかも。
医師に言われた通り、時間をきっちり守って受診してきた。
予定も治療と被らないように立てた。
仕事もセーブした。
あっという間に頭の中が
「妊娠 赤ちゃん 不妊 人工授精」っていう妊娠とか不妊治療に関するワードで埋め尽くされた
友達との会話も年齢的にこんな話ばっか
自分からこんな話題を出しちゃうのも嫌になった
もっとコスメの話とか、お洋服の話とか食事の話とか楽しい話がしたいのに、
不妊不妊不妊…引っ張られちゃう
だから、不妊治療をちょっと休みます
私は、０か１００で考えることが多くて
２５，５０，８０くらいで考えることが凄く苦手。
だから、待つことも苦手だし、待たせることにも罪悪感を感じやすくて
すぐに全力で取り組んじゃう。
全力だからすぐに結果が出やすいときもあるけど
全てのことに対し全力だから、息切れしやすい。
今回の不妊治療もそう。
本来は、赤ちゃんを授かれるって楽しみなことなのに、
最後の方は「私は無理だ。ダメだ」って思ってた。
これじゃあ、来てくれないよね。
だから、不妊治療をポジティブに感じるために治療をちょっと休んで新たなクリニックに通おうと思います。
いつまで休むかは未定で、治療してもいいかなと思えるくらいまで治療以外のことを楽しもうかな。
環境をガラリと変えたい、いや、変えます。
自分が楽しい！と思えることに触れて、プラスのパワーをチャージしつつまた治療と向き合いたいと思うのです🌟
時間は無情にも過ぎるけど、時間だけを考えるのは辞めよう
ちょっと、まとまりのないブログになりました💦
今の私の気持ちを素直に文字に起こしました。
私の不妊治療の経過を辿るのは、少しの間お休みします♪
何事も休み休み、うさぎとかめのカメさんのように一歩一歩のろまだけど諦めず登り続けたいと思います🐢
さーて！ウキウキワクワクに触れていくぞ～☀
